民家再生 「金田の家」(設計:設計工房禺)
工事中
建物の構造を健全にすることを一番に考えました。 伝統的な軸組工法の建物は大きな変形能力を有しています。ここでは差鴨居や、小壁、大黒柱、貫といった従来からの耐震要素を評価しながら、乾式の土壁パネルや格子壁、落し板壁など大変形に追随できる、伝統工法に相応しい要素を付加する方向で耐震補強を試みています。 完成後 茶の間から玄関を見る。ケヤキの下駄箱は長さ2.3m。 玄関の三和土は3分の2を残し、新たにケヤキの式台を設けました。 大黒柱をはさんで左は屋根裏への階段、右手は式台を通して座敷方向が見えます。 耐力格子の外側には木製の引き違い窓があります。 洗面室、浴室は水に強いサワラ材による造作です。浴室の腰壁は十和田石です。 屋根裏部屋の様子。壁、天井は建物の軽量化を図った板張りとし、床は既存の根太に杉の厚板を打ち付け水平剛性を高めることに期待しています。
竣工:
2006年
1月
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