
(写真:左側の平屋の部分は移築・再生した「元真地の家」、右側の2階建ての部分は4寸角の柱と1寸厚のスギ板を使って、板倉構法で建てた新築の部分です。)
移築部分の再生・再利用を中心に考え、解体は2ヶ月あまりの時間をかけて、重機を使わず全て手作業で行いました。
塗り壁の部分と瓦は移築の際に新しくしました。構造部材や建具などはきれいに掃除、補修し、再利用しました。

(写真:新築部分のリビング;手前左側に見えるのは杜松木(ネズコ)の6寸角の柱です。)
リビングの上に幅1間の吹き抜けを作った事によって、1階と2階のビジュアルなつながりが強くなっただけではなく、空間全体の暖房を薪ストーブを中心に考えることができました。離室一ヶ所だけに、補助的に床暖房を入れました。

(写真:ダイニング・キッチン)
キッチンはお客様の使い勝手を考え、作業カウンターや収納の高さをお客様の身長に合わせ、シンクやガスコンロ(お客希望)の位置等を細かく設計しました。

(写真:移築部分の前の間・床の間)
障子と襖を補修し、再利用しました。たたみと塗り壁は新しくし、照明器具も新しくしました。

(写真:移築部分の縁側)
建具に網戸を加えました。床板は磨き、そのまま再利用しました。

(写真:新築部分の西側立面)
新築部分の外壁は大壁で、砂漆喰仕上げになっています。一階は移築部分の外観に合わせ腰壁板張りにしました。